パパログ|39歳で第1子が生まれて父親に。男の子の育児中

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男性育休の最適な期間はどれくらいか。平均の取得率・取得期間はまだまだ

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男性で育休を取得する人の数は、ここ数年でだいぶ増えてきているようです。
下記の記事を参考にすると、2022年の取得率は約15%程度。令和元年(2019年)の時点では約7.5%だったようなので、ここ数年で倍ぐらいまで増えています
また、平均取得期間を見ると、50%以上が2週間未満とのこと。

【2023年最新】男性の育休期間の平均は? 法改正についても詳しく解説 - マネコミ!〜お金のギモンを解決する情報コミュニティ〜

最新のデータを正確に取るとさらにもっと上がっている可能性もありそうだけど、この数字を見ると、まだまだ取得率は低くて期間も短いなーという印象です。

新生児の育児真っ只中の立場からすると、男性が育休をとっていない家ではどうやって育児しているんだろうと思います。
里帰りとかで他に見てくれる人がいるなら良いですが、これから子供が生まれる予定で、自宅で一人でやろうと考えている人がいたらけっこう危険だと思うので、ぜひ男性育休の取得を検討してみてほしいです。

男性育休の最適な期間はどれくらいか

そもそも、男性であっても育休は最長1年(場合によっては2年)取れます
これは会社とか雇用形態とか問わず、国の仕組みとして、取得する権利があります。

とはいえ、いろんな事情はあると思います。
共働き家庭で、奥さん側の出産・育児休業中の世帯収入は減ることになり、そこに加えて夫側の収入まで減らしたくない、という場合とか。
あとは会社の仕事の負担が大きくて長期間休めない、という人もいると思います。

そういう事情も含めて、男性育休の期間はどれくらいが最適でしょうか。
いろいろ考えると、

  1. 収入面の減少だけを考慮するなら、最大6か月
  2. 会社の都合的に取りづらい場合は、1~2ヶ月程度は何とか交渉して取得
  3. 特に何の心配もないなら最長の1年とる

というのが、適正なところではないかと思います。

育休中は、半年までは手当がもとの給与の67%支給される(さらに社会保険料は免除なので実質、元の手取りの8割程度になる)ため、半年以内であれば、収入面の影響はそこまで大きくありません。
もちろん2割減は決して少なくない金額だとは思うけど、この期間ぐらいは貯金ができなくて収支プラマイゼロとか、多少赤字になってしまっても良いのでは、と個人的には思う。

会社の都合、業務的な都合の場合も、せめて1ヶ月は交渉してみるのが良いと思う。
僕はひとまず産後の4週間取得したけど(分割取得で、合計では約4か月取る予定)、4週間でもあっという間で全然足りないと思ったし、ましてや1~2週間って、ほとんど何もできずに終わってしまうような気がする。

収入要因、業務要因、どちらの場合も早めの準備が大事

収入が減ってしまうことが心配な人、業務的に休むのが難しい人、どちらの場合も、解決するために大事なのは、早めの準備だと思う。
収入面の心配があれば、妊娠が分かったタイミングからは意識して貯金の比率を増やして、収入が数ヶ月ぐらい減っても問題ないようにしておく
業務面の心配があれば、これもできるだけ早いタイミングで相談して育休希望を伝え、後任なども明確にしておく(場合によっては期間限定で派遣スタッフの利用なども検討したり。そのための助成金制度なども用意されているし)。

ちなみに僕の場合は安定期に入る前から、一番近い上長には話をして、育休の希望と大体の期間も伝えていました。

もし、早めに準備を進めても、それでも休みがとれないのだとしたら、それはもう本人の問題か、会社がブラックに近い体質だと思うのでこれを機に転職とか考えても良いぐらいだと思う。

自分以外の男性が育休をとる・とらないは、僕には特に直接関係ないことといえばそうだけど、やっぱり実際に経験して育児の大変さも分かった身としては、男性育休がもっともっと当たり前の世の中になってほしいし、奥さん側だけに負担が大きくかかるということは避けてほしい、っていう気持ちが出てくる。
そのためには、少なくとも「取りにくい雰囲気がある」という理由で育休をとっていない男性は減らしていける世の中になると良いですよね。