パパログ|39歳で第1子が生まれて父親に。男の子の育児中

39歳で第一子が生まれて父親に。男の子の育児中

39歳で第1子が生まれて父親に。男の子の育児中

【男性育休】第1子が誕生!4週間の「産後パパ育休」がスタートしました

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昨日、無事に第1子の男の子が誕生しました。

計画無痛分娩での出産で、お産もスムーズに進み、母子ともに健康。特に子どもは、事前の予測体重よりも500gほど重く、身長も53cmとかなり恵まれた体格で出てきてくれました。

出生時の平均身長は49cm程度のようなので、53cmはけっこう大きめですよね。必ずしも出生時の身長が高いと将来的な身長も高くなる、というわけでもないようなのですが、僕も奥さんも身長はちょっと高めなので、遺伝的にも大きくなる可能性が高そうです。

立ち会い後に帰宅してからもしばらくはふわふわした感じで昨日はあまりよく眠れず、今日は朝5時前に目が覚めたけど、とにかく奥さんも赤ちゃんも元気で本当に良かった。先生や助産師さんたちには本当に感謝です。
それにしても妊娠から出産までを近くで見てくると、人間の体って本当に不思議ですごいなって思う。何でそんな上手いことできてるんやろうっていうことがいっぱいあった。

今日もこのあと区役所で出産届などの手続きをした後、産院に面会に行ってきます。

 

39歳にして第1子。年齢的にはちょっと遅めだったけど(いまどきは特別遅くもないのかもしれないけど)、自分の場合は本当にいまがちょうど良いタイミングだったと思う。

20代の頃は結婚なんて全く想像できなかったし、そもそもしたいとも思ってなかったし、30代前半の頃はフリーランスで仕事をしていて、決して経済的に安定しているとは言えなかったりで。
結婚して家族をもつ覚悟をしっかり持てるようになるのが人よりも遅くて、35歳を超えてからだった。

でも、人よりもちょっと長い独身時代に、ひとりでできるようなことはわりと自由に楽しんできた分、いまは家族や身近な人のために時間やお金や力を使いたいっていう気持ちが強いし、よく聞く「自分の時間がない…」みたいな不満は、結婚してから今までのところ全くない(というより、ひとりの楽しみはもう飽きたわという感じ。これから子育てが始まるとまた変わってくるのかな?)。

少なくともいまこれからは、自分の時間とか趣味なんかより、奥さんと子どものことを第一に、自分にできることをやっていきたいと思う。

 

出産日から4週間の産後パパ育休が開始

会社と相談のうえ、出産日から4週間の育児休暇を取得できることになり、昨日からいわゆる「産後パパ育休」がスタートしました。

※最近、育児休暇まわりの仕組みが変わったようで、産後直後にとれる休暇として「産後パパ育休」と呼ばれるものがあります。

産後パパ育休とは産後8週間以内に4週間(28日)を限度として2回に分けて取得できる休業で、1歳までの育児休業とは別に取得できる制度です。
男性の育児休業取得促進のため、取得ニーズが高い子の出生直後の時期(子の出生後8週間以内)に、これまでよりも柔軟で取得しやすい休業として設けられました。

育児・介護休業法改正のポイント|厚生労働省

大体は通常の育休と同じで、期間が出産直後に限定されているっていう感じですね。

4週間という期間にした理由の一つは、産後の女性の体は少なくとも1ヶ月ぐらいはまだ十分回復しておらずしんどい状態だと聞いたこと。

4週間でも決して十分ではないと思うけど、この期間の家のこと、料理や洗濯、そうじ、買い物、あとは子どものことも、母乳をあげるとか奥さんにしかできないこと以外、沐浴やおむつ替えたりミルク作ったり、できる限りのことは自分がやりたいと思う。

あともう一つの理由として、年度末が会社の繁忙期になるので、2~3月あたりは戻って仕事をしないと同じチームのメンバーへの負担が大きくなりすぎるという事情もありました。

 

育休を分割し、春以降にもういちど取得予定

ただ、もともと育休は最大で1年間とれる仕組み。これは女性だけではなく男性も同じです。

0歳のわが子が日々あっという間に大きく成長していく中で、がっつり一緒の時間をとれるのが4週間だけというのは完全にもったいない。
それに、体がある程度回復したとしても、多くの時間を奥さんひとりで子どもを見続けるのは無理があると思います(僕は週の半分はテレワークなこともあり、仕事に復帰してからも一定の家事・育児を担当することはできそうですが)。

いまはいろいろ制度も柔軟になっていて、育休を分割して取得することもできるので、産後パパ育休から繁忙期にいちど仕事に戻ったあと、4月以降に再度育休を取得する予定です。

春以降は会社の業務も比較的落ち着いていく予定なので、次は長めに3ヶ月程度とりたいと思っています。
具体的なタイミングなどはまた会社と調整していくことになりますが、この分割取得についても早い時期から相談していたので、問題なく取得できそう。

2回目の育休中には、関西にある僕の実家にも子どもを連れて少し長めに帰省する予定です。

 

そもそも男性が育休をとることについて

特にここ数年ぐらいで、育休を取得する男性は増えてきたように感じるものの、いざ男性が育休を取ろうとすると良い顔をされない、みたいなことは、実状としてまだまだあるんじゃないかと思います。

「奥さんが育休をとってるなら旦那は休まなくていいんじゃないの?」
「抜けられると周りが迷惑」
「ワシらの時代はそれで何とかなっとったんや」
みたいな意見の人も、中にはいると思います。
(僕の会社では、少なくとも身近なところでは理解のある人ばかりで、本当に感謝しています)

ここは本当に人それぞれいろんな考え方があると思うんですが、個人的にはシンプルに、「取っていいっていう仕組みなんやから、取りたい人は気にせず取れば良い。逆に取らない意味が分からん」という感じです。

このあたりはまた別でも書きたいと思いますが、そもそも育休は性別問わず取得する権利が認められている仕組みで、いわば有休とかと同じようなもの。会社側に断る権利はなくて、むしろ正当な理由なく育休取得を拒否するのは違法で行政指導とかの対象になります。

 

とはいえ、自分が抜けることでチームの負担はその分増えるので、当然あらかじめの相談・調整は必要ですし、取得のタイミングや期間も、自分の希望と会社の事情とで上手く落としどころを見つける必要はあると思います。

なので僕も、奥さんの妊娠が分かってから、かなり早い段階で育休希望を伝えていました。
繁忙期にはいちど戻って業務できるように、取得期間も分割することになりました。

もし仮に、会社の人数が少なくて1人抜けるだけでも影響が大きいっていうような環境であっても、たとえば期間限定で人材派遣のサービスを活用するとか、いろいろやり方はあるはずです。そのための助成金制度なども最近は手厚くなってきています。

※ちなみに男性が一定期間の育休を取得するだけでも、企業に助成金が支給されるようなので、男性が育休を取得することは企業にとって痛手でもあるかもしれませんが、メリットもありますね。

厚生労働省では、事業主が男性の育児休業取得を目指す職場づくりに取り組み、実際に5日以上(大企業は14日以上)の育児休業を取得する利用者がでた場合、事業主へ57万円(大企業は28.5万円)の助成金を支給する制度を設けています。

~働き方改革~男性が5日以上育児休業を取得するだけで57万円もらえるって本当?|人事のプロを支援するHRプロ

 

もはや男性が育休を取るのも当たり前の時代で、国もそれを積極的に支援して推し進めようとしています。
育休を取りたい気持ちがある男性はぜひ自信をもって、早めに希望を伝えて会社に相談してみてほしいです。

本格的な育休が始まるのはまだこれからですが、少なくともうちの奥さんは、僕が早い段階から育休取得を決めたことに、すごく感謝してくれていました。


また育休中の様子などについて、随時更新していきます。